消費者金融業者の乱立

「消費者金融業者の乱立」の要因

借りる側、すなわち需要の面からの見地

１.消費者が昭和４０年代の経済の高度成長の過程で耐久消費財購入等により各種ローンになれてきたこと。

２.さらに「ベースアップがあるから借りても返せる」こともあり借金に大きな抵抗感を持たなくなったこと。

貸す側すなわち供給面からの見地

３.貸金業を開業する為には都道府県への届出だけで足り特段の資格も必要無く誰でも容易に開業できること。

４.消費者金融業者は他の金融機関における消費者ローンのように厳しい審査手続を行わず身元を明らかにする証明書類などの提示を求めるだけで、即座にしかも無担保で融資するので、借手は気軽に借金をすることができるので高利でも需要が多く業者としては大きな利潤をあげるこおができたこと。

などがあげらている。（塩田親文「消費者金融問題の現状とわれわれの取組み」立命館大学人文学研究所紀要第30号所収）

体験談
名古屋のパートの山下さんは、ヤフオクで欲しかったブランドのバッグを見つけたのですが、ローンが利用できず迷っていたときに、 キャッシングのディック(dic) でお金を借りることにしました。携帯から申込みできるし、24時間いつでも利用できるので、大変便利でした。審査も無事通過でき、すぐに１０万円を貸してもらえたので、大喜びでした。いまは毎月、ちゃんと返済しています。

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